2011/09/13

とあるリゾートホテルにて

 
 改まってする話でもないが、滞在先のホテルでこういうことがあったという報告。
先日、友人の結婚式と一人旅を兼ねてゴールドコーストへ行ってきました。その旅の初日の出来事をこれからお話します・・・。(そんなに怖い話でもないけど、、、)


  夜遅くにチェックインした自分は、長旅の疲れもあってすぐにベッドに入りました。



 午前3時を過ぎたぐらいに、ふと目が覚めました。まだこんな時間か、と再び目を閉じ、ウトウト眠りにつこうとしている時、現実と夢の狭間で、何かぼんやりと細長いものが布団の中から見えました。


目をこすってよく見ると、細く白い手が布団から出ているのです。最初は自分の手かと思いましたが、両手はしっかり布団を掴んでいるのですぐに違うと気づきました。「はっ?誰の手やねん!」そう思ったところで、ハッと目が覚めました。「何だ夢か」と一安心したその時です。

突然バスルームからシャワーの流れる音が聞こえてきました。しばらくその音が続いた後、次はトイレの便座が数回バタバタと開け閉めする音が続き、そして、とどめは壁を6回ノックをする音でした。明らかに自分の部屋のバスルームから聞こえてきます。誰かのいたずらか?いえ、ここは角部屋で外には誰もいないはず。



生まれてこのかた幽霊なんぞまったく信じていなかった自分は、意外と冷静に、「これってもしや霊体験?」と思いながら、部屋中の電気を付けしばらく様子を見ることにしました。時間が経つにつれて、だんだん気味が悪くなり背筋がゾクゾクしてきました。いても経ってもいられず、一応ホテルのフロントへ。



唐突に「お化け出た!」って言うと、頭おかしい日本人だと思われるので、ここは冷静を装い、騒音がうるさいので部屋変えてくれ、とフロントの兄ちゃんへ言いました。(内心はガクブル、、、。)一応確認するということで、一緒に部屋に来て貰い、バスルームを確認するも騒音は無く、床さえも濡れていませんでした。



あれは気のせいだったのか?いや、そんなはずはない。。。確かに聞こえたのです。この一連の出来事を金髪の兄ちゃんに説明すると、興味深そうに、「なんかゴーストでもいるんじゃない?」みたいに軽く笑いながら、快く部屋を変えてくれました。しかしながら、せっかく変えてくれたその部屋は、先ほどと同じ間取りで、2つ下のフロアでした。


 その日は当然、寝れるはずもありません。結局一睡もできず、朝までiPodタッチに入れたお笑い動画を見て夜を明かしました。そのホテルには2日間だけ泊まりましたが、もう二度と行くことはないでしょう。値段が安いという安易な理由でホテルを選んだのが間違えだったのか...。

よく怪談モノで、ホテルの怖い話を耳にするが、あながちガセではないという気がしてくる...。

 英物理学者のホーキング博士が、死後の世界は無いとか言っていたけど、あの部屋で見た白い手とラップ音?がこの世のモノでは無いとしたら、何かしらの世界はあるということなの?よく分からないけど、分かりたくもない。

そんなお話でした。

以上、長文失礼しました。文章が稚拙でごめんなさい。
信じる信じないは別として、こんな経験もういいや、、、。